合同企業説明会(合説)とは?
さまざまな業界から多数の企業が参加して、各ブースで就活生に対してプレゼンテーションを行うイベントです。
人事担当者は会社概要や事業内容、雰囲気、待遇、先輩社員の声などを説明して自社の魅力を学生に直接伝えることができます。説明する時間は1回あたり30分程度が一般的で、開催時間や着席する学生数を考慮しながら行います。
合説は、学生にとってさまざまな企業を知り、志望していなかった業界へ目を向ける場となり、企業側にとっては優秀な学生に出会えるチャンスとなります。
☆時間には余裕を持って行動しましょう!
イベント当日は、多くの人事担当者やあなたと同じ就活生が会場に訪れます。
会場の駐車場スペースには限りがあり、大変込み合うことが予想されますので、開始30分前には到着するように心がけましょう。なお、台風等により公共交通機関が停止する場合は、事務局HPにて中止のお知らせを掲載いたしますので事前確認をお願いします。
☆事前予約&「受付カード」を持参しよう!
1、オフィシャルサイトで事前予約
2、受付カードのダウンロード用のURLをクリックして下さい
3、必要事項を入力して事前に印刷し、当日会場へ持参して下さい
4、会場の受付スタッフに「受付カード」を1枚渡して下さい
☆積極的に各ブースを訪問しましょう!
合同企業説明会に参加することで、
●気軽に、効率よく、一度に多くの企業の情報を得ることができます。
●たくさんの企業の人事担当者をリアルに感じ、各企業の雰囲気などを比べることができます。
●ネットだけでは知ることができなかった情報が発見できます。
●個別の会社説明会より、気軽に人事担当者に質問をすることができます。
また、積極的に各ブースを訪問することで、今まで知らなかった企業や興味がなかった業界から何か発見することがあるかもしれません。
動いた分だけ視野が広がり、就活で必ずプラスになります!
☆「沖縄県キャリアセンター」のブースを活用してみよう!
就活の進め方に不安を抱えている方は、キャリアセンターのブースにて就活の相談や就活に関する情報を提供しますので、気軽に立ち寄ってみて下さい!
☆各種認定・認証制度を取得している企業をチェックしよう!
働き方改革が推進されている昨今、企業側は働く環境の改善に積極的に取り組んでおり、「各種認定・認証制度」(以下例示)を取得する企業も年々増加しています。
「仕事とプライベートを両立しながら成長したい!」と考えているなら、ぜひ会場内で「認定・認証制度」のロゴがある企業ブースで、人事担当者の話を聞いてみましょう。
■くるみん認定制度
仕事と子育ての両立支援に取り組んでいる子育てサポート企業を認定する制度です。
■プラチナくるみん認定制度
くるみん認定を既に受け、より高い水準の取り組みを行っている企業を認定する制度です。
■沖縄県ワーク・ライフ・バランス企業認証制度
仕事と生活の調和を図るために取り組んでいる企業を認証する制度です。
■沖縄県人材育成企業認証制度
スキルアップとキャリア形成ができる人材育成に優れた企業を認証する制度です。
■ユースエール認定制度
若者の採用や育成、雇用の管理の状況などが優良と認められた企業を認定する制度です。
■所得向上応援企業認証制度
沖縄の貧困問題等を抜本的に解決するため、給与所得向上等に積極的に取り組む企業を認証する制度です。
☆第一印象を大切に!
人の印象は出会って数秒で決まるといわれています。
その数秒の中でいかに良い印象をもってもらうかのポイントを握っているのは、視覚情報から得る「身だしなみ」になります。就活をするうえで大切なのはオシャレなことではなく、「清潔感」があること。ネクタイが緩んだり曲がったりしていないか、襟は折れていないか、靴や鞄に汚れはないかをきちんと確認しましょう。
また、服装だけでなくブースに着席する際には、「こんにちは」「よろしくお願いします」などの挨拶も忘れずに行い、キョロキョロせず人事担当者に目線を向けるなど落ち着いた行動を心がけましょう。
☆オススメの「就活ノート・メモ」の取り方
ポイント1:会社概要は必ずメモする必要はありません!
会社概要は、イベントガイドブックや企業のHPに掲載されていることがほとんどです。その場でしか聞けない情報をぜひメモするようにしましょう。
ポイント2:走り書きでも大丈夫です!
就活ノートをきれいにまとめることに意識が集中してしまうと、人事担当者の話を聞き逃す場合があります。イベントの最中は、人事担当者の話に耳を傾けて必要な箇所をしっかりとメモを取るようにしましょう。
☆人事担当者と積極的に名刺交換をしよう!
合同企業説明会では、人事担当者と積極的に名刺交換することをオススメします!
もし、選考を受けることになったら、「合同企業説明会でお話を聞かせていただいた○○様の○○という言葉に感銘を受けました」などと、直接伝えることができます。名刺交換しづらい雰囲気であれば、名前を書き留めておきましょう。
予め質問する内容や収集する情報の項目を決めておきましょう!
予め企業情報シートを作成し、それを訪問して埋めていく形で完成させましょう!
特に面接時に聞きにくい質問は合説時に確認しておくこと。
(例)
☑事業内容
☑入社後の業務内容や1日のスケジュール、2~3年目社員の職務内容について
☑雇用条件(正社員か契約社員か)、契約社員の場合社員登用制度はあるか
☑給与・福利厚生・残業の有無(退勤時間など)
☑転勤や異動の有無
☑社風について(働いている社員の方が自身の会社にどのようなイメージを持っているか。/社内イベントが1年間にどのくらいあるか。/働いている方の年層や男女比など)
☑入社前と入社後のギャップについて
☑担当者の志望理由や学生の頃の経験、もう一度就活するならこの会社を志望するか
☑業界や会社の将来についてどのように考えているか
☑強みと弱み
強み(商品・サービス内容、経営者の考え方、会社の歴史、社風、社員の雰囲気など)
弱み(他社と比較して弱い点、足りないところ、もっと成長するためには何が必要か)
☑働き方について(リモートワークやフレックスタイム制度、短時間勤務制度の導入などが行われているか)
☑求める人物像やその企業で活躍している人の特徴
☑入社後のキャリアについて(資格取得をサポートしてくれる環境があるのか。/どのような研修制度があるのか。/先輩方が今後チャレンジしていきたいことなど)
求人票の「取得実績」をチェックしましょう!
求人票には企業が人材を採用した後に発生する様々な制度が記載されています。
しかしながら、制度はあっても実際は使用していない、取得実績はゼロ、というケースも中にはあります。長く働くためにも下記の項目についてはしっかりとチェックして、制度の取得実績について把握をしておくことも大事です。
■育児・介護休業、看護休暇
実際に取得した人がいるのか確認しておくことで、長く働きやすい職場か否かの判断材料の一つとなります。
■正社員登用制度
「正社員以外」「契約社員」と記載されている場合は、正規雇用への登用があるか確認しましょう。また、実際の登用実績の有無も聞いておくことも忘れずに!
■賞与
記載されているのは前年度の実績が多いため、業績によって変動するか否かも確認しておきましょう。賞与は仕事を続けるうえでのモチベーション材料の一つであり、安定した収入を目指すためにもぜひチェックしたいところです。
■昇給
企業の業績によってさまざまなルールがあります。例えば、経験年数と昇給が関係ないというケースも少なくありません。中長期的な視点で捉えて可能ならば確認しておきましょう。
■有給休暇
記載されているのは「取得可能日」であり、「取得実績」ではないので注意しましょう。可能であれば翌年度への持ち越しも確認しましょう。
採用者数・離職者数のチェックもお忘れなく
求人票には過去3年間の採用実績が記載されています。
採用人数が多くても、離職者数も比例して多ければ長く働くうえでの不安材料となります。応募する前の参考材料にしましょう。